熱中症の疑いで都内で89人搬送 東京消防庁が対策徹底呼びかけ

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東京消防庁によると、21日都内では午後9時までに、1歳から94歳までの89人が熱中症の疑いで救急搬送された。

このうち40代と90代の男性2人が重症、10歳未満から90代の26人が中等症、10歳未満から90代の61人が軽症。

東京消防庁は、のどが渇く前にこまめに水分を補給することや、室内で適切に冷房や扇風機を使用することなど、熱中症対策を徹底するよう呼びかけている。

21日は全国的に気温が上がり、日中の最高気温は、
静岡県浜松市船明で38.5度
兵庫県豊岡市で38.2度などと38度を超える危険な暑さとなった。

このほか、名古屋市で37度ちょうど、大阪市で36.3度、那覇市で35.4度、北海道旭川市で35度ちょうどなどと、北海道から沖縄までの各地で35度以上の猛暑日となった。

22日の朝にかけても多くの地域で気温が25度を下回らない熱帯夜が予想されるため、夜もエアコンを使用し、寝る際は枕元に水を置き、のどが渇いていなくてもこまめに水分を補給してください。

また、22日も各地で気温が上がり、22日日中の最高気温は埼玉県熊谷市と甲府市で38度と危険な暑さが予想されているほか、名古屋市や高松市で37度、東京の都心や大阪市で36度、福岡市や広島市、仙台市で35度などと猛烈な暑さとなる見込み。

湿度も高く、気象庁と環境省は、熱中症の危険性が極めて高まるとして、関東甲信から沖縄にかけての33の都府県に「熱中症警戒アラート」を発表している。

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